1 ねがい
飯綱山に抱かれ、自然豊かなこの地に育つ子どもたちに、
- 「自立して生きる力をもつ子ども」
- 「コミュニケーション力と創造力のある子ども」
- 「地域社会の発展を担う子ども」
に育ってほしいという飯綱町全体の願い(目指す子どもの姿)のもとに、教育理念を共有する飯綱町立「三水小学校」「牟礼小学校」が平成30年(2018年)4月に開校した。飯綱町の統合以前の各小学校では、これまでも「知・徳・体」が調和した子どもの育成を目指し、「自立」「共存」「創造」等をキーワードに、教育活動をすすめてきた経緯がある。理念を共有する統合校では、家庭や地域(おらほの学校応援団)と連携し、子どもたちが新しい環境のもとで、仲間を思いやり協力しながら学び合うことによって、友情を育み、成就感・自尊感情を高めながら、「明日もまた来たい、学習が楽しいと思う学校」づくりを目指したい。また、子どもも教職員も互いに切磋琢磨しながら、「共に学び合い、力を高め合う学校」を目指したい。
2 学校教育目標
笑顔かがやくいいづなっ子
【自ら立つ子】【共に育つ子】【明日を拓く子】
3 統合2年目の重点
ひびき合う心 | 健やかな体 | 豊かな学び |
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フィードバック
- 「学校は楽しい」と思う児童、「(お子さんが)登校を楽しみにしている」と思う保護者が80%以上になることを目指す
- 「児童一人一人のよい点や可能性を見つけ認めることができた」と評価する教職員が80%以上になることを目指す
4 重点の具体(明日も楽しみになる学校にするために)
ひびき合う心
- あいさつ
他者理解(人が人を人として認める)の一歩として、「自分から」「誰にでも」「大きな声で」あいさつをすることの習慣化を図る。 - たてわり活動
尊重し合える関係づくりを目指し、学習・生活や児童会活動等で異年齢交流を行う。それにより、同学年だけでなく、幅広いコミュニケーションを図る。 - 交流活動
自己の学びを表現し、他者から学ぶことによって、自尊感情を高め、他者理解を深めるために、地域の方や他校の友だちと交流し、学び合う。加えて地域を愛する心情も高める。 - いいづなっ子学習
ふるさとを知り学ぶ中で、そのよさを感じ、愛着と誇りがもてる子どもたちの育成を図る。そして一人一人の人権についての理解を深め、更に国際理解を深める学びを推進する。
健やかな体
- 心と体を鍛える
スクールバスの運行に伴い、体力低下も懸念される。健全な心と体を育てるために、体育の時間や朝の活動の時間の中で、運動に親しみながら楽しく体づくりができるようにしていく。また家庭と共に体づくりを進めるために、日常的な取組を目指す。 - 生活習慣づくり
よりよい生活リズムを保ち、心身の健康に関心をもって、家庭と連携しながら生活習慣の安定化を図る。 - 食と農を学ぶ
子どもたちの元気な生活や学びを支えるために、「食」と「農」の大切さを学ぶ活動を展開する。栽培活動、郷土の料理体験等を採り入れたり、「お弁当の日」を設けたりする。
豊かな学び
- 主体的、対話的で深い学び
統合校の教育として目指す子どもの姿として、「自立して生きる力」「コミュニケーション力と創造力」「地域社会の発展を担う力」が期待されている。これらを伸ばすために、知識や理解の獲得にとどまらず、思考力・表現力・技能の育ちを求め、子どもたちが友だちと共に主体的・対話的な学びを常に意識し、能動的な学習の充実を図る。 - みんなで確かめて始める学習
日々の授業・行事においては、つける力を明確にし、まず学習問題や学習課題を設定する。「ねらい」「めりはり」「みとどけ」の3観点を常に意識した授業改善に努め、学力の向上を図る。 - 繰り返し学習
授業や行事等での学びが定着するように、繰り返し学習に取り組み、確実に基礎・基本が身につくように指導する。