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小児用13価肺炎球菌ワクチン

対象者

生後2か月から5歳未満

接種料金(自己負担額)

無料

ワクチンについて

肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。
肺炎球菌による化膿性髄膜炎の罹患率は5歳未満人口100,000対2.6~2.9とされ、年間150人前後が発症していると推定されています。死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)はヒブによる髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。

接種回数(標準的な接種の場合)

接種開始年齢(月齢)によって接種回数が異なります。

1.生後2か月以上7か月未満のお子さんの場合(合計4回)

  1. 初回免疫として、27日以上の間隔をおいて、かつ生後24か月未満のうちに3回接種する。ただし、2回目の接種が生後12か月を超えた場合、3回目の接種は行わない。(追加接種は可能)
  2. 追加免疫として、3回目の接種後60日以上の間隔をおいて、かつ生後12か月以降になったら生後12か月(1歳)から15か月の間に1回接種する。

2.生後7か月以上1歳未満のお子さんの場合(合計3回)

  1. 初回免疫として、27日以上の間隔をおいて、かつ生後24か月未満のうちに2回接種する。
  2. 追加免疫として、2回目の接種後60日以上の間隔をおいて、かつ生後12か月以降になったら1回接種する。

3.1歳以上2歳未満のお子さんの場合(合計2回)

60日以上の間隔をおいて2回接種する。

4.2歳以上5歳未満のお子さんの場合(1回のみ)

1回接種する。

副反応について

接種局所の紅斑、腫脹(はれ)、硬結(しこり)、疼痛、圧痛、全身反応として発熱、易刺激性などが認められています。

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