病気の特徴
水ぼうそうは、水痘、帯状疱しんウイルスによる感染症で、空気感染もするうつりやすい病気です。潜伏期間は2~3週で、発しんは、はじめは赤い斑点状の丘しんですが、水泡になり、かさぶたになって剥がれ落ちれば治ります。発しんがすべてかさぶたになるまでは、保育園、幼稚園、学校を休まなければなりません。健康な子どもであれば、一般的に軽くてすみますが、まれに脳炎を合併するなど重症化する場合もあります。
水ぼうそうワクチンについて
水ぼうそうのワクチンは、病原性を弱めた水ぼうそうのウイルスを用いた生ワクチンです。ワクチンの効果は90%以上の人で、水ぼうそうウイルスに対する免疫ができるといわれています。
副反応について
接種部位の発しん、発熱することがあります。また、接種から約1~2週間後に発しん、発熱など水ぼうそうのような症状がでることがありますが、症状は軽く、水ぶくれができることはほとんどありません。接種後気になる症状があればかかりつけの医師にご相談ください。
対象者
水痘(水ぼうそう)予防接種について、平成26年10月から定期の予防接種になりました。
対象年齢
生後12月から生後36月に至るまでの間にある者→2回接種(3か月の間隔をあける)
その他
- 既に水痘(水ぼうそう)に罹患したことがあるお子さんは、接種対象外とします。
- 任意接種として既に水痘ワクチンの予防接種を受けたことがあるお子さんは、既に接種した回数の接種を受けたものとみまします。
- 水痘について(厚生労働省ホームページ)