トップお知らせ校長室から校長講話「好き、楽しい、なぜをとことん」

校長講話「好き、楽しい、なぜをとことん」

 昨年度から、校長講話の時間は、校長の一方的な話だけでなく、全校で考えを出し合ったり、縦割り班で話し合ったりするようにしています。ですから、校長講話とは言わず、「校長先生とお話」という名前で行っています。6月は「学校ってなんだろう」というテーマで、縦割り班で意見を出し合いました。
 今回は、第4次長野県教育振興計画にある「一人ひとりの「好き」や「楽しい」、「なぜ」をとことん追求できる「探究県」長野の学び」をもとに、「好き、楽しい、なぜをとことん」をテーマに考え合いました。
 最初に校長自身が小学校時代頑張ったこと、中学校時代に好きで楽しんだことを紹介しました。小学校時代は、リコーダーと縄跳びをがんばりカードなどにもとづいてがんばったこと、中学校時代はバレーボール、アルセーヌルパンの本に夢中であったことから、目標をもって取り組むことのよさや、好きなこと楽しいことに出会えることにより、仲間との出会い、自分の生活が楽しく幸せになっていることを話しました。しかし、子どもたちの中には、まだ「好きなこと」、「楽しいこと」が見つかっていない、意識できていない子もいます。あるパラリンピックの選手の言葉「今はまだ見つかっていないという人もいると思うが、全然慌てることはない。いつか必ずそういうものに出会える日が来る」という言葉を紹介して、焦らず、これから出会う楽しいこにと期待がもてるようにしました。
 その後、数名の児童に自分が好きなこと、楽しいことを全校の前で発表してもらいました。「虫」「剣道」「ダンス」など、私が思っていた以上に手が挙がりました。教室に戻り、学級で、自分の「好き」「楽しい」ことを発表し合いました。また、昇降口には、「好き」「楽しい」「なぜ」を掲示するコーナーも作り、子ども達の声を載せています。

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