トップお知らせ校長室から出口クリスタさんが牟礼小に

出口クリスタさんが牟礼小に

「飯綱町 夢の授業」で、パリオリンピック柔道個人種目で金メダルに輝いた出口クリスタさんが飯綱町においでいただきました。出口さんがいらっしゃるということで、子ども達は事前に、出口さんのことや柔道、パリオリンピックのことを調べていました。低学年のある学級で「パリオリンピックで金メダルを取った方、世界一になった方がお見えになって、会えるんだよ、お話聞けるんだよ。」と話すと、「うれしい!!」と歓声が上がり、期待度はぐんぐん上がります。

 体育館に全校が集まり、子ども達は出口さんが入場されるのを今かと待っていました。進行の方が出口さんの入場を知らせると、体育館は大盛り上がりです。金メダリストの出口さん、オリンピック後テレビに出ていた出口さんが、柔道着を着て、今、牟礼小の体育館に来てくださっています!!

 まず、出口さんの柔道のデモンストレーションがありました。相手は子ども達の中から、低・中・高学年の代表3名です。それぞれ、何とか出口さんを倒そうと力を振り絞るのですが、びくともしません。

 次は、出口さんのお話です。司会の方が聞いたことを出口さんが答えるという形で進めていきます。「オリンピックは緊張しましたか」については、緊張はしない、何回も試合をやっているので慣れているとのこと、しかし、オリンピック予選はオリンピックに出られるかどうかの試合であったので、緊張したそうです。「金メダルを取ったときの気持ち」については、表彰台の上に立ったときはすごくうれしかった、下りたら実感がわかず、メダルを取る前の自分と何も変わっていない、メダルをとることがすべてではなく、勝つことよりもそれを目指してやることが大切と話されました。「闘う前は怖くないのか」については、闘う選手を怖いと思ったことはないが、試合は怖い、勝ち負けがあるから、調子がいい時は思わないが、ストレスやプレッシャーがあるときは怖いとのことでした。小学校時代のことや長野のよさについても話されました。最後は子ども達の質問に答えてくださいました。金メダルは数えきれないくらい持っているという話から、パリで取った金メダルを見せていただきました。「緊張しない方法はありますか」については、慣れること、自分なりの流れをつくるということを教えていただきました。「今後の目標について」は、次のオリンピックのことはわからないけれど、今年は柔道を頑張りたい、さらに柔道を広めることやハーフの懸け橋になることもしていきたいと、柔道を通してさらに幅広く活躍されようとする思いが伝わってきました。子ども達の反応や質問に丁寧に対応してくださり、また、牟礼小の子ども達の元気のよさをほめていただきました。何より、出口さんが柔道を通して、自己を鍛え、磨き、自身を高めている生き方に子ども達は憧れと自分をより高めようとする希望を抱いたと思います。まさに夢の時間、夢の授業でした。

飯綱町の夢の授業「出口クリスタさん」
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