11月27日28日に、りんご学校現地研修「収穫」を開催しました。

中級・上級・OB編の受講生４７名にご参加いただき、約1年かけて育てたふじりんごの収穫を行いました。
上級・OB編の皆さんは、ご自身の担当木のりんごを全量収穫。中級編の皆さんは、圃場にあるりんごの収穫体験をして、おひとり30kgのりんごをお持ち帰りいただきました。

開催両日とも、まさかまさかの雪景色。
前夜から降り続けた雪で、初日から地面にうっすらと雪が残る中での作業開始となりました。

作業前には、収穫の仕方や梱包の仕方を希望者の皆さんにレクチャーを行いました。
みなさん、寒い中ではありましたが熱心に耳を傾けていました。

初日の夜は、受講生を交えてのオンラインセミナーを開催しました。
ゲストに飯綱町のベテラン農家さんと、JAながの営農相談員のお二方をお招きして、
飯綱町のりんごについて講義いただきました。

2日目も、昨日から降り続いた雪で圃場は真っ白でしたが、午前中の作業の頃には雪はやみ、陽も出る場面も。
前日に収穫を終えた方は、主に選果、梱包作業を行いました。

2日目の午後は北信五岳シードルリーさんでシードル搾汁体験を開催しました。
あらかじめ9月末に収穫しておいた外国品種3品種と、今回ご自身で収穫したふじを加えたオリジナルシードルは2019年以来2年ぶりの醸造です。

搾汁後は、搾りたてのジュースを試飲しました。甘さと酸味のバランスが抜群でした。

オリジナルシードルは、来年1月にテイスティングを行い、3月ごろより一般販売予定です。

次回のりんご学校は
12月15日（水）１８：３０〜　入門編セミナー「りんご栽培の現状と課題」です。
講師に信州大学農学部　特任教授　伴野潔先生をお招きして、”りんご栽培の今”について講義いただきます。
受講は、ライブ配信を予定しております。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。