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学校長あいさつ

誰もが幸せを感じることができるTEAM飯綱

~モチベーションとリスペクト、そしてコミュニティ~

 令和6年4月4日に、新入生76名を迎え、2年生72名、3年生83名、職員31名、総員262名で、令和6年度の飯綱中学校をスタートしました。

始業式で、私が子どもたちに「学校に行く目的は何ですか」と問いかけると、「勉強するところ」と答えた人もいれば、「友だちと会うところ」と答えた人、「部活をするところ」と答えた人もいました。231人には目的が同じ人もいれば違う人もいます。

このような子どもたちに、私は、学校とは「社会で必要な力を身につけるところ」だと話しました。それは、中学校3年間で、自らの決断によって、進路を決定しなければならないからです。

今後、ますます変化し予想困難になっていく時代を生きる子どもたちには「自分で考え判断し行動する力」が必要となります。そのためには、自分の好きなことや得意なことに目を向けて、自分らしく学び続けることが大切だと考えています。

また、多様な考えをもつ子どもたちがより良い社会を実現していくためには、自分の幸せだけでなく自分以外の人たちも幸せを感じる人間関係づくりが大切です。しかし、好きなことや得意なことが違う同士なら、時にはけんかやトラブルが起こることもあります。そこで必要なことは、「だれとでも仲良くする」ことではなく「どうすればお互いが自分らしくいられるのか」相手をリスペクトする気持ちだと考えています。

全ての子どもたちに、この「自分らしく学び続けるモチベーション」と「互いの自分らしさをリスペクトする気持ち」を育むコミュニティを、私たち、職員と保護者の皆さま、地域の皆さまと対話をしながら作っていきたいと思っています。どうぞご理解とご協力をお願いします。

令和6年5月2日 飯綱中学校 校長 坂戸晴俊

 

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