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姿勢教室(全校)

9月に続いて今年度2回目の姿勢教室がありました。講師の日本体育協会公認アスレチックトレーナー関 賢一先生に、体幹や柔軟性を高める運動を指導していただきました。体幹トレーニングは①体幹機能を高め、②手足の動きをよくし③その結果動きやすい体になります。
1年生では前回よりも特に男の子の体が硬くなってきているというお話でした。もともと男の子は股関節が硬く、骨が成長すると筋肉の成長が追い付かずに、体が硬くなっていく傾向にあるそうです。「けが予防や運動能力アップにも、ストレッチがとても大事です」ということでした。「全員が開脚でひじを床につくことができるようにすることを目標にしましょう」と、新しい運動も教わりました。「四股を踏む」(太ももやお尻を中心とした筋力アップと股関節の柔軟)動きです。早速、朝の活動に取り入れています。

 

姿勢教室
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2年生では、前回、体幹や柔軟を高めるための運動として、くまさん歩き(お腹を強くする)運動やジャックナイフ運動を教えていただいたので、それらを体育の時間などで取り組んできました。今回もみんなでやってみたところ、「くまさん歩きはとても上手。腰を上げて速く動けている。」とほめていただきました。「けが予防や運動能力アップにも、ストレッチがとても大事」とのことなので、継続して取り組んでいきたいと思います。


高学年では体の成長と共に、体が硬くなるのは普通であり、成長は個人差があるので心配はいらないことを学びました。体育館で走り回ってもぶつかる子がいないのは空間認知ができているということ、鬼ごっこで鬼を決める時、何人も出てきてじゃんけんが始まり、人数が多いと『分かれよう』と言って話し合うなど、このコミュニケーションがよくとれている、コミュニケーション・対人関係はスポーツでとても大事」と教えてくださいました。


6年生では、身長の伸びのピークを越えたら、筋トレを始められるとお話がありました。早速、膝をついての腕立てにチャレンジしました。身長が伸びる時は筋肉がそのスピードについていけないので、体が硬くなりやすいので、毎日お風呂上りにストレッチをすることがお勧めと教えて頂きました。


関先生の姿勢教室が今年で3年目となり、継続して子ども達一人ひとりの成長を見て頂いています。体の使い方だけでなく、「同じことをしても楽しいと思う人もいれば、いやだと思う人もいる。これからは、自分中心ではなく相手の気持ちも想像することが大切」と、内面にわたるご指導も頂きました。来年も引き続き、学校と家庭とで学んだことを実践して取り組み、体づくりを行っていきたいと考えています。

四股を踏む・スーパーマン
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