入門・中級編「葉摘み・玉回し」現地研修を開催しました!
9月10日~11日に、入門・中級編「葉摘み・玉回し」現地研修を開催しました!
夏を思わせる日差しの中、入門・中級編の受講生25名でシナノスイートの葉摘みをしました。
例年より、りんごの色づきが遅れているため、今回は少し”弱め”の葉摘み作業を行いました。
葉摘みをする理由を知っていますか?葉摘みは、りんごの実に日光を当てて見た目や味を良くするために行います。
講師の上野紀江さんの指導のもと、皆さん丁寧に作業を進めていました。写真を撮ったりメモをとったりする方もいらっしゃいました。
これは「芯カビ病」というりんごの病気です。
正常な実に比べ色付きが早いのが特徴で、見分けがしやすい葉摘みの時期に取り除きます。
まわりの部分は食べることができます。
一般には流通しないものですが、今回は特別に参加者の皆様に傷んでいない部分を試食してもらいました。
塾しが早く進んでいるため、しっかりとしたスイートの味が感じられました。
2日目は、シナノスイートの葉摘みの点検をした後、秋映の葉摘みを行いました。シナノスイートと比べて秋映は赤く色付いています。
葉摘作業後は、圃場内にある外国品種の説明と味比べをしました。
今回は、オランダ産の「ベル・ド・ボスクープ」とイギリス産の「エグレモント・ラセット」の2種類です。どちらも新鮮な風味がしました。
葉摘み作業が早く終わったので、「いいづなアップルミュージアム」に急遽行きました!
飯綱町に伝わる小さな「高坂りんご」や世界の様々なりんごの木を見学しました。品種によって特徴が大きく異なっていて、参加者の皆さんも熱心に見ていました。
(↑アップルミュージアムに落ちていた高坂林檎)
2日間の現地研修を通して、参加者のみなさん同士でコミュニケーションをとって作業を進める姿がとても印象的でした。
次回の現地研修は10月15日〜16日「収穫」です。
皆様のご参加をお待ちしております!