2年生の図工では、新聞紙を使った造形遊びに取り組みました。教室に入ると、子どもたちは新聞紙をちぎったり、つなげたり、ぶら下げたりしながら、「こうしたらどうかな?」「おもしろそう!」と夢中になって活動していました。
新聞紙は、簡単に形を変えたり、つなげたりできる素材です。子どもたちは、そのよさを生かしながら、自分の思いつきを次々と形にしていきました。くぐってみたり、のぞいてみたり、友達と協力して大きな作品を作ったりと、活動はどんどん広がっていきました。
ある場面では、「こっち、つなげたら家になるよ。」と友達が声をかけると、
「ほんとだ。やってみるね。」と応え、二人で力を合わせて新聞紙の家づくりが始まりました。
テープを持ち寄りながら一緒に工夫を重ね、「電気だよ!」 「スイッチだよ!」 「カーテンだよ!」
と、想像した世界を楽しそうに語りながら作品を作り上げていました。その姿を見た周りの子どもたちからは、
「すごいね!」 「おもしろい!」という温かな声も聞かれ、教室全体が友達の考えを認め合う優しい雰囲気に包まれていました。
今回の学習で素敵だったのは、子どもたちが「こうしなさい」と決められた通りに作るのではなく、自分で考え、自分で選び、自分で決めながら活動できたことです。ひとりでじっくり取り組む子、友達と協力して作る子など、活動の仕方もそれぞれでした。子どもたちは、自分の思いを大切にしながら、友達の考えにも耳を傾け、試したり、作り直したりしながら表現を楽しんでいました。
三水小学校では、子どもたちが「やってみたい」「こうしてみよう」と主体的に学ぶことを大切にしています。今回の授業でも、教師が子どもたちの思いや発想を引き出し、十分に活動できる時間や場を整えることで、子どもたち一人一人のよさが輝いていました。
活動中は、どの子も笑顔で楽しそうに取り組み、自分のイメージを広げながら夢中になって表現していました。新聞紙一枚から広がった「おもしろい!」の世界。友達と関わりながら学ぶ楽しさや、自分の考えを形にする喜びをたくさん味わうことができた時間となりました。


