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二拠点生活へ向けての準備〜住環境・仕事・コミュニティ〜

どんな準備をしてきたの?

まだ飯綱に訪れる前段階の話が終わっていませんでした。

この二拠点生活が実現するまでにしてきた準備、色々あります。
7月あたりから少しずつ、3ヶ月ほどかけて準備してきた内容をお伝えしますね。

1. 住環境

先の記事に書いた「校長住宅」。この場所を町の役場の方が準備してくださいました。
一般的な賃貸契約を交わし、事前に送付。

7月に事前訪問した時に見学させてもらい、どんなものが必要になるかの洗い出しや、学校からの徒歩の距離などを確認しました。

ガス・電気・水道も、引っ越しの直前に、予め教えていただいた場所へそれぞれお電話し、手続き完了。

家電は、前の記事に書いたとおり、移住を応援する地元工務店さんに一式貸していただくことができました。
家電のレンタルや運び込みは金額も手間もコストが高いので、本当だったら、ここが一番のハードルになるところでした!
エアコン・照明・カーテン・物干し竿については元々ついていたというのも良かった。

リモートワーカーの命綱、ネットワーク環境は、ポケットWi-fiの1ヶ月レンタルを利用して、ストレスなく仕事ができています。

イメージは、本当に、プチ引っ越しですね!

荷物量としては、事前にダンボール4つほどと、海外旅行用のスーツケース1個、布団2組を送り、当日車にパンパンに荷物を詰め込んだくらいです。

IMAG1152-1.jpg
▲出発の朝。テトリスのように荷物を詰め込みました。

 

子どもたちには一人1つダンボールを渡して、好きに詰めてもらいました。
事前送付ダンボールの内3つは子どものおもちゃや本なので、ほぼほぼ車1台分くらいの荷物で生活ができていることになりますね。
案内モノを少なくして、日々を過ごせているんじゃないかなーと思います。

 

2. 仕事

実は最近ある会社の正社員になった矢先の、1ヶ月滞在でした。

正社員といっても、毎日決まった場所に通うようなタイプの働き方ではなく、しっかりアウトプットを出せばいつどこで仕事をしても良い、フリーランスの延長上にあるような働き方を続けることができるユニークな会社です。

実際、同時にフリーランスとしてWebディレクションやPMの仕事も続けており、とても柔軟な働き方をさせていただいています。

そんなわけで普段からノマドワーカーなので、流山から長野に拠点が移ったとしても、全くと言っていいほど困ることはありませんでした。

お客様やチームメンバーとの会議も全てWEB会議で行っています。 メインで関わっているお仕事に関しては事前に長野に1ヶ月滞在することを伝えた上で、いいねーいってらっしゃい!という感じで送り出してもらうことができました。

ただ、リモートワークだとしても、やはり物理的な距離が開くことで、何かと対応が遅れることやできないことが出てくるもので、そういったことは仲間や同僚にフォローしていただいています。
仲間の理解と協力があっての滞在で、とてもありがたいことです。

もしかしたら、フリーランスのような仕事でしかこういったことはできないのでは?と思う方もいるかもしれません。

けれども今回、会社員でもリモートワーク可の職種がどんどん増えてきている現在、会社との協議によって、今回のようなショートステイ型二拠点生活は十分実現可能だということが分かりました。

また、そんな風に社員を旅立たせることを可能にする会社が増えて行くといいなぁと考えます。

旅立たせてもらったからには、その分自分にも会社にも有意義なものを持って帰ろう!という気持ちで、滞在を楽しむことができました。

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▲飯綱町のワークセンター。コワーキングスペースのような形で、様々な方が仕事をしにやってきます。

 

3. 飯綱の人々とのつながり

2月の1泊2日のワークショップ以来、同じく参加していた飯綱町のママたちと、Facebook等を通して繋がり、継続的に連絡を取っていました。

こんなこと(1ヶ月の飯綱滞在)がしたい、と言えば、役場に企画を持ち込んでくれたり、どんな季節に来るのがいいか、どんなことをしてどんな人と会うのがオススメか、子どもを連れて行くのに良いスポットなどを、惜しみなく教えてくれる方たちで、ここが、今回の滞在を有意義にするための、最も大きなポイントになった点だと思います。

この方達がいなければ、企画の実現も難しければ、いざ来てからの生活も、ほぼ不可能だったでしょう。

独り身ならばともかく、子連れでの二拠点生活は、現地のコミュニティとの事前のつながり無くしては、実現するのはとても難しいと思います。
 

長くなったので、後編に続きます!

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体験したのはこの方たち!

小松さん
千葉県流山市在住。(2018年10月時点)
普段はWeb関連やプロマネのお仕事をしているお母さんと、8歳・6歳・2歳の3姉妹で、期間限定の二拠点生活を体験!
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