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飯綱町の農業について

飯綱町のおもな農産物は?

りんご

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  • 栽培面積/370ha

全国で生産されるりんごの約100個に1個 が飯綱町産です。飯綱町の寒暖の差が、甘味と酸味のバランスが絶妙なりんごを育てます。りんごの王様ふじをはじめ、高坂林檎やブラムリーズシードリングなど、珍しいりんごも多数作られています。

もも

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  • 栽培面積/20ha

桃の花の名所としても知られている「丹霞郷」を中心に栽培されています。標高差を活かした丘陵地で栽培される甘さが際立つももは、8月初旬から9月中句まで収穫されます。

お米

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  • 栽培面積/377ha

飯縄山の清らかな水と冷涼な気候は、甘みと輝きが際立つおいしいお米を育てます。JA出荷における特A一等米比率90%以上の良質なお米の産地です。

そば

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  • 栽培面積/57ha

標高500m~900mの冷涼で降水量が少ない飯綱町は、そばの栽培も盛んです。隣接する長野市戸隠地区や信濃町と同様に、香り高い霧下蕎麦の産地として注目されています。

飯綱町ってどんなところ?

気候

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積雪寒冷地で、内陸性気候のため寒暖の差が激しく、夏期は最高気温が約35℃、冬期は最低気温が-10℃くらいになります

降雪量

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12月に雪が降り、1月には道路に積雪、3月中には道路の雪が融けます。

産業

おもな産業は農業で、りんごだけでなくお米や桃など果樹の一大産地
市場に出回るりんごの100個に1個が飯綱町産と言われるほどです。

飯綱町の農業はこんな感じ!

りんごについて

  • 約50品種のりんごが栽培されていて8月中旬から12月まで収穫されます
  • ブラムリーズシードリングをはじめとした外国種りんごが多数あります
  • 皇居に平成天皇がお手植えされた和りんご「高坂林檎」は飯綱町の高坂地区で栽培されていたことが由来
  • 南極探検隊にお土産品とされるほど固い林檎

全国のりんごの栽培量 (出展:農林水産省 令和4年度調査)

長野県は全国2位の生産量(132,600t)

飯綱町のりんごの栽培量 (出展:農林水産省 平成18年度調査)

長野県の市町村では7位の10,600tです。

順位 市町村 生産量
1 長野市 39,143t
2 松本市 16,370t
3 須坂市 13,400t
4 中野市 12,900t
5 安曇野市 11,100t
6 山ノ内町 10,700t
7 飯綱町 10,600t
8 上田市 6,010t
9 小布施町 5,490t

 

 

お米について

  • りんごも有名ですが実はお米も。特A米で、一等米比率も95%以上
  • お米は皇室献上米になったことも(平成27年度)

就農までの道のり

就農までの流れ

Step1 就農相談

まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせは飯綱町 産業観光課 農政係(026-253-4765)まで。
全国で相談会も開催しています。日程は「デジタル農活信州」でチェック!

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Step2 就農体験

実際に農作業を体験してみましょう。
複数回、いろいろな場所で行うことをおススメします。
ワーキングホリデーではリアル農業が体験できます!

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Step3 意思決定

何を作る?どこで作る?農業体験等で品目や地域を決めましょう!
参考:「どのぐらいの規模で農家をやればいいの?」

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Step4 研修相談

本格的な長期研修の準備をはじめましょう。
研修開始希望日の半年前までには相談を済ませ、研修先や活用する補助制度などを決めておきましょう。
(4月から研修開始を希望するのであれば前年の9月が目安です!)

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Step5 本格的な長期研修を受けましょう。

長野県の里親研修制度でじっくりしっかり学ぼう!
期間はおおよそ1~2年間、研修2年目には農地探しや青年等就農計画の策定などもあわせて行います。

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Step6 いよいよ就農です。

Step1の相談から約3年。
就農後も技術支援や仲間作りなど、町全体であなたをバックアップします!

就農に向けてまずは農業体験を!

就農するにはまずは現地を知ることが大切です。ワーキングホリデーの申込受付は随時行っています。

ワーキングホリデー

農作業を体験しながら、飯綱町の魅力や農業の楽しさを知るワーキングツアーです。基本は3泊4日。そのうち2日間は朝から夕方までしっかり農作業に携わります。援農制度の一環なので、農家さんは参加者の皆さんをお客様扱いしません。この機会を活用して、リアルな農家の暮らしぶりを間近で見て体験してください!

  • 研修期間
    3泊4日(希望により延長・短縮可能)
  • 対象者
    農業に興味のある方・就農を検討されている方
  • 研修助成
    町の施設に宿泊(ログハウス/1泊 1人1,000円〈自炊用具あり・布団あり(2組)・シャワー あり〉)
  • 農業体験宿泊費補助
    町が管理するログハウス及び移住体験住宅を除き、町内で宿泊する費用の一部(1/3以内:上限3,000円)を補助します。

【参考】飯綱町のワーキングホリデー年間スケジュール

  • 5月:りんごの摘花、摘果、田植え
  • 6月:りんごの摘果
  • 7月:りんごの摘果、野菜の収穫
  • 8月:りんごの葉摘み、玉回し、桃の収穫
  • 9月~12月:りんごの葉摘み、玉回し、収穫、稲刈り、稲こき

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果樹援農組織「助っ人組合」

農業技術を学び、果樹作業のアルバイトができます。詳しくは飯綱町ふるさと振興公社へお問い合わせください。
電話 026-253-5153

里親研修制度

長野県では、平成15年から新規就農希望者を受入れ、独立就農を積極的に支援したいと考えている熟練農業者の方を「里親(農業者)」として登録し、独立就農を希望する新規就農希望者の方に紹介する「新規就農里親制度」に取り組んでいます。飯綱町でもこの里親制度を使い、多くの新規就農者が誕生しています。

飯綱町で就農したい!!

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就農コーディネーターとの相談

飯綱町の正確な情報収集

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「就農計画」に基づく実践

就農コーディネーターが作成支援

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里親研修制度を利用して独立・自営就業を目指す

  1. 前基礎研修(概ね1年)
    基礎的農業知識の習得や目指す農業を明確にするための研修
  2. 里親研修(概ね2年)

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独立・自営就農

担当者のちょこっと就農アドバイス

  • 研修は里親研修制度で飯綱町の農家で行うことをおすすめします。
  • 田舎なので、地域とのつながりが大切になってきます。そのため研修期間中も飯綱町に住むことをおすすめします。
  • 農地は里親が面倒を見てくれることもあります。
    真剣に取り組んでいれば、その姿勢を見て声をかけてくれる農家も。
    また毎月、無料農地相談などで相談ができます。

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移住体験用住宅

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実際に飯綱町の古民家に1週間以内で宿泊できます。

  • 使用料:無料(寝具持参またはレンタルの場合自己負担)
  • 期間:1週間以内

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どのぐらいの規模で農家をやれば良いの?

収入、支出を考えながら決めることをお勧めします。以下に参考として経営モデルを掲載します。

経営モデル(所得目標額:約250万円、概算)

作物 経営規模 作業者
りんご

140a

家族2名
りんご+桃

100a

(りんご70a、桃30a)

家族2名
りんご+水稲+作業受託

1,430a

(りんご30a、水稲400a、作業受託1,000a)

家族2名

機械設備等経費(概算)

農薬散布機(中古) 200万円
乗用草刈機 80万円
軽トラック 100万円
その他備品 50万円
合計 430万円

※イメージです。収入を保証するものではありません。

就農に関係する補助金・補助制度

飯綱町 移住者・新規就農者への補助

新規就農者育成総合対策経営開始資金

年間最大150万円(夫婦の場合225万円)を最長3年間 ※条件あり

新規就農者向けの賃貸住宅を完備!

倉庫付き農業者住宅(3棟)が家賃2万円/月で、最長8年間入居できます。

※入居要件に該当すれば研修期間中から入居可能

施設整備や機械整備を補助!

農業用施設整備や機械整備にかかる経費(税別50万円以上)の1/3以内で上限30万円

農業研修者住宅費補助事業

研修期間中(2年間)の住宅の賃借料を補助します。(賃借料1/2:上限3万円

土壌診断の無料実施事業

認定新規就農者の方、または認定農業者の方は、土壌診断費用を補助します。(最大4検体まで)

ワイン用ぶどう苗木補助

認定新規就農者の方、または認定農業者の方は、ワイン用ぶどうの普及に向けて苗木購入に対し費用の一部を補助します。(1/3以内:上限30万円

鳥害等防止対策補助事業

町内に住所を有し農業に従事する個人及び法人の方は、爆音機に代わる烏害防止機、防止網の購入費の一部を町が補助します。(2/3以内:上限2万円

電気柵等設置補助事業

町内において農作物を耕作する個人及び法人は、電気柵の購入費の一部を町が補助します。(2/3以内:上限5万円

農業後継者等就農金事業

  1. 親元就農者/認定農業者の子や孫でかつその経営を継ぐ意思のあるものへ年間60万円最長2年間交付します。
  2. 農業後継者/主に農業で生計を立てている農業者の経営を継ぐ意思のあるもの年間30万円1年間に限り交付します。

農業資金利子補給

町内金融機関にて短期的農業資金の融資を受ける方に農業資金の利子を補給します。(利子1.0%以内)
〈条件/町内に住所を有する農業従事者及び農業資金が500万円以下の借入者〉

飯綱町のJA共同就農支援援助一覧

JAとの共同支援補助も充実しています!

振興果樹苗木補助金

振興果樹の苗木購入に対し、購入費用の一部を町及びJAが補助します。

野鼠一斉駆除薬剤費補助

野鼠の一斉駆除を行うため、薬剤の購入費の一部を町及びJAが補助します。

廃プラ処理補助

農業用廃プラスチック類の回収処理料の一部を町及びJAが補助します。

フェロモン資材補助

減農薬を進めるためフェロモン資材の購入費の一部を町及びJAが補助します。

就農に関するお問合せ・ご相談

飯綱町役場 産業観光課 農政係
電話 026-253-4765

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