古民家暮らし
これぞ古民家!
まず驚くのは空間の広さ。玄関だけでも2畳はありそうでした。土間や縁側があり、家の中に「外」があるような感覚。今の家に暮らしている限りではなかなか感じることはできません。
こういった「はざま」の感覚、みんな結構心地よいと感じていたようで、子どもたちは縁側で襖をしめて自分だけの空間で篭ってみたり、ゲームをしたりしていました。
古民家とはいえ、トイレや洗面所など、ところどころリノベーションを加えてくださっていたので、あまり不快な思いをすることはありませんでした。とはいえ冷房なしの室内は思った以上に暑かったです。トイレの鍵の閉まりが悪かったのもちょっとドキドキ!
庭の草が生い茂っていたのに蚊がほとんどいないのは高原だから?
異年齢の子どもたちとの共同生活
小学校5年〜2歳まで総勢12名の子どもたちが一緒の空間を共有していました。我が家は双子の息子たちだけなので、普段、家ではケンカばかり。しかし、飯綱滞在中はほっとんどケンカすることなく、お友達と緩やかなつながりの関係性の中で楽しく過ごしていたようでした。
自宅に帰宅した後も、ここで出逢ったお友達のことをよく話します
子どもたちを制限しなくていい
普段は賃貸アパートの2階に住んでいるため、走っちゃだめ、大声だめ、跳ねちゃだめ、などなど、かなり気を遣いながら生活しています。怒りたくなくても、そのせいで大声を出すこともしばしば。
その点、今回の滞在中は広い家を走り放題叫び放題、枕投げ放題。
共同生活なので限度はありますが、5歳児の有り余るパワーを受け入れてくれるだけのキャパのあるお家でしたので、私の頭にツノが生える機会はほとんどなかったです。
ワーク
飯綱町ワークセンター&コミュニティスペース ZQ(ズク)
仕事は、主にワークセンターとZQ(ズク)でしていました。
県外の人でも、利用登録さえすれば誰でも無料で利用できるワークセンター。室内は快適でWi-Fi環境も良かったです。
ワークセンターはとてもきれいで快適!
ZQ(ズク)は町内にあるコミュニケーションスペースで、こちらも誰でも利用できます。今日は何時まで空いてるかな?というのが分からず、その点SNS等で発信してもらえると良いなぁと思いました。
町民の方々の手で作られた無料のコミュニティスペースZQ
Wi-Fi難民になりかけた日も
誰でも利用できる作業環境が町内に2箇所ありますが、開室日や時間の制約があり、Wi-Fi難民になりかけた日もありました。ワークセンターとZQが使えない、となった場合に、町内で仕事ができるところはほとんどなく、今後この点を改善してもらえるととても嬉しいなと思います。
オンライン会議・オンライン授業
体験住宅内で、ドコモ回線のテザリングでオンライン会議やオンライン授業をしてみました。一時的に音声が止まってしまうことがありましたが、ほとんど問題なく行うことができました。高原地域でも仕事ができる!嬉しい発見でした^^
町の人と!バーベキュー&ママさん交流会
短いなりにも、「移住」をしたことにより、飯綱町に「お友達」ができ、町の地図がなんとなく頭に描けるようになりました。そうなると、単なる観光滞在では湧いてこない「また行きたい」という感情が芽生えてきます。この「また行きたい」は、場所よりも人に強く起因するんだなと今回改めて思いました。
その意味で、町の方々との交流の場としてのバーベキュー会や、ママさんとの交流会がとてもよかったです。場所は違えど、同じママさん同士、子どもと仕事の両立や、教育についてざっくばらんに話ができて、お互い頑張ろう!協力し合おう!と前向きな気持ちになれました。
気持ちの良い高原でいただくバーベキューは絶品!
今振り返ると、子どもたちが飯綱の子たちともっと交流できたらよかったかなと思います。きっと大人の私たちよりずっとはやく、深く、仲良くなったことでしょう!
交流会でお会いした方のワークショップに参加
まとめ
飯綱町での1週間体験移住、
強烈な暑さ、古民家の梁、プール、星空…、断片的な記憶の映像が流れてきます。
もっとプール楽しみたかった!もっと星空みたかった!採れたて野菜でご飯作りたかった!などなど、やりたいこともたくさん出てきます。
移住というのは、そこに自分の拠点ができることですから、ホテル滞在とは全然性質が違います。この感覚の違いは、体験してみないとわからない!
せっかくいただいた飯綱町とのご縁ですので、またプライベートでも訪れたいと思います。高原の美しい風景を浮かべながら、次は何をしようかと考えるこの時間でさえとても幸せな気持ちにさせてもらえます。ありがとう!