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ホーム読むDual life佐藤晶子さんの記事飯綱の自然が子どもたちに「遊びきる」経験をくれる
飯綱の自然が子どもたちに「遊びきる」経験をくれる

数年前より、教育の分野でホットなキーワードとなっているのが、『非認知力』という言葉です。コミュニケーション力・やりきる力など、テストで数値を測ることが難しい能力の総称です。近年は、読み書き計算などの認知力と同じくらい、この非認知力が重要だ、という意識が浸透しつつあります。

では、この非認知力を高めるためにはどうすれば良いのでしょう?
色々な考え方がありますし、これが正解!というものもありませんが、大きな助けとなってくれそうなポイントが『自然』と『経験』です。

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『自然』の中で、自ら遊びを考え試行錯誤する、指導者に導いてもらいながら『経験』を積み、スキルを伸ばす。こういったことが子どもたちの非認知力を高め、また人生を豊かにしてくれるものと思っています。

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今回の移住体験では、その両方を兼ね備えた時間・空間を堪能させていただきました。
飯綱町が子どもたちのために用意してくださったプログラムはこちら。

・ブッシュクラフト(サバイバル火起こし体験・バトニング薪割・BBQ・手作りパン焼き・木工工作)
・ネイチャーゲーム(山歩き・川歩き)
・木工、陶芸体験
・ブルーベリー、トウモロコシ収穫体験
・アップルミュージアム・歴史ふれあい館見学・鍛冶体験
・星空探検
・プール遊び
・流しそうめん

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子どもたち大興奮の流しそうめん

いかがでしょうか。とても普段の生活では経験することのできないものばかりです。

そこに、高原の自然に囲まれた住宅環境や、他のご家族との共同生活といった要素が加わり、子どもたちはさぞエキサイティングな日々だったと思います(笑)

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元地域おこし協力隊の陶芸の先生から教わる陶芸体験

今後は「飯綱らしさ」のあるプログラムが増えてくると、子どもたちの飯綱町への愛着が一層増すものと期待します。

今の子どもたちにとって、外遊びはもはや貴重な機会になりつつあります。旺盛な体力を消化するだけの環境がなく、遊び疲れてバタンキューが希少的価値になりそうです。保護者が毎度どこかへ連れて、、というのも大変だし、時間的にも難しい。

そういう意味で、親子共に一時的に住む環境を変える、というのはチャレンジングでもやってみる価値の高い経験だなと思います。

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体験したのはこの方たち!

佐藤晶子さん
(株)レッスンズ 代表取締役CEO。
元塾講師、家庭教師。HP制作のほか、家庭学習の習慣化をサポートするコンサルサービスを展開中。
双子の息子(6歳)子育て中。
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