子どもを自然の中で育てたくて飯綱町に引っ越してきました。
子どもが生まれて1年ほど経ち、子育てに不安を感じていた頃に姉に教えられて参加したのが、飯綱高原で行われていた自然の中での幼児体験教室でした。親子で週に1回参加していたのですが、自然の中で一緒に遊ぶひとときが本当に素晴らしくて。五感すべてを使って遊ぶ子どもの姿に、「ああ、このまま豊かな自然環境の中で子育てをしていきたいな」と思ったんです。
もともと長野市に住んでいましたから通えない距離ではなかったのですが、小学校・中学校のことも考え、思い切って子どもが年長さんの時に飯綱町に引っ越してきました。長野市から車で20分ほどの距離しか離れていないのに、星がとにかく綺麗で感動しましたね。主人は飯綱町に引っ越してすぐに、仕事の都合で東京へ単身赴任となってしまったのですが、週末に飯綱町に帰ってくると「空気が美味しい。空が綺麗だ。」といつも言っています。飯縄山を望む雄大な景色を見ると、1週間の疲れがとれてリフレッシュできるようです。
娘は昨年、飯綱町立牟礼小学校に入学しました。1クラス25人ほどの2クラス、学年で50人という規模も、子どもにとっていい環境だと思います。各クラスに先生が2人ついてくださるので、一人ひとりを大切に見守り、子どもたちの話をきちんと聞いてくれる余裕があるように感じます。
主人も私もできるだけ学校の行事には参加するようにしているのですが、学校に行くと子供たちの挨拶にいつも驚かされます。元気な声で挨拶ができるって、当たり前のようでなかなかできないことですよね。地域の方も子供たちを見守っていてくれますし、本当にのびのびと健やかに、町全体で子供たちを大切に育ててくださっていると感謝しています。
また、学年を超えた縦割りの活動が多いのも魅力です。上級生のお姉さんやお兄さんからいろいろなことを教わり、それをまた下級生たちに教えてあげるという良い循環ができていると感じます。娘も大勢のお友だちに囲まれて毎日楽しそうに学校に行っています。足りないものは自分で作ったりと、自然を使った遊び方も上手になったなと感じますね。
これからも、飯綱の豊かな自然を親子で満喫しながら、ゆったりのんびり、子どもと一緒に成長していきたいと思っています。
夫の恵一さんからひと言
娘は、毎日会うたびに成長していて驚かされます。全身を使って思い切り遊ぶので、こちらも体力勝負。今年の冬は一緒にスキーに行くのを親子で楽しみにしています。
