フリーランスでネットさえあれば働ける職種なので、飯綱町で働くこと自体には全く抵抗がなかった私ですが、気になってたのは、これが旅行デビュー!になる娘のことでした。
娘はどちらかというと、はじめてのものを受け入れるのに時間がかかるタイプ。
それなのに、新幹線に乗って遠出する、家族以外の人とひとつ屋根の下で生活する、外泊など、初めてづくしの今回。
親の好奇心に付き合わされた結果、そんな「はじめて」をいっぺんに体験するハメになる娘に、わが子ながら同情を禁じ得ませんでしたが、まぁ、人生そんなもんだぜ!と、適当な楽観で飯綱町へ乗り込むのでした…!
そんな幼児連れショートステイならではの、感想を綴ります。
ママ、新幹線楽しいね!
【その1】託児の質が高い!
滞在中、基本的に平日日中は、私は飯綱町ワークセンター で仕事し、娘はワークセンターに付属している託児施設に預ける…という生活でした。
ワークセンター外観。1階が託児スペース、2階がワークスペースです。
特筆すべきは保育の質の高さ。
初めての土地で、託児に預けるって、人見知り娘は大丈夫なのだろうか…と迎えた託児初日。
案の定、最初はギャン泣きでしたが、数時間もしないうちに慣れたようで、お迎えの時には満面の笑み!
少人数なこともあり、雰囲気はとてもアットホーム。
託児スタッフの方々も穏やかで、ゆっくりとよく子どもを見てくれており、娘が話したことなどを詳しく報告してくれました。
室内遊びだけでなく、屋外で水遊びをさせてくれたり、至れり尽くせり。
長年保育士として働き、子どもができて短時間で働きたいから…という理由でスタッフになってる方もいて、質が高いのも納得です。
これが1日100円って…破格すぎます!
おかげで私は、安心してワークセンターで働くことができました。
ただ、ワークセンター全体(託児含め)は16時半で閉まってしまうので、もう少し長く開いていると、大変助かるなぁと思いました!
ワークスペース。集中して作業できました!
【その2】日常と違う体験で、娘が成長!
今回、平日日中に親が仕事をしている間、
子どもたちには別途、楽しめるプログラムが色々用意されていました。
ただ、どれももう少しお兄さんお姉さん向けだったので、
私が半日だけ仕事を休んで娘に付き添い、親子一緒に収穫体験プログラムに参加することにしました。
その時の出来事です。
ブルーベリーの木を前に、説明を聞く子ども達。
娘は普段、食べ物の好き嫌いが多く、初めて見る食べ物には、絶対自分から手をつけません。
それが今回、畑で初めて見たブルーベリーを、自分の手で摘んで、なんと自分から口にパクリ!
食べだしたら止まらなくなり、私が貰おうとすると、「だめ!これ、〇〇ちゃんの!」と、1人で平らげてしまいました。
ママは食べちゃダメ!!
いつもは食べ物への拘りが強い娘の「食べてみようかな!」というチャレンジ精神を刺激したモノはなんだったのか?
一緒にショートステイして可愛がってくれたお姉ちゃんが「おいしいよ~」と言いながら勧めてくれたからか?
初めて見る畑で、自分の手でパックいっぱいに摘めた!という達成感からか?
青空の下、キレイな空気の中で食べたから?
いずれにしても、自宅で、日々親と子どもだけで向き合う食卓とは違う環境が、
娘のチャレンジを後押ししたのかな、と思いました。
可愛がってくれたお姉ちゃんと。景色も最高!
【その3】子連れ家族同士で一緒に住むメリット
今回、ひとつの大きな一軒家を借り、子連れの5家族が一緒に暮らしていましたが、
これが非常によかったです。
勿論、親御さんが皆さん自立した大人の方々だったというのもありますし、それでも家族だけの時より気遣うこともありますが、それ以上に、朝、誰かが何かしらご飯を作っていてくれてシェアしたり、「ママ~どこ~(泣)」と家の中を彷徨う娘を、あやしてくれたり…、
そう、ワンオペ家事育児じゃない…!!
というのが、想像以上に、私の気を楽にさせてくれました。
元来1人が大好きで、集団行動が苦手な私ですが、今回やってみて、子連れが集まって暮らすのもアリだな…と思いました。
この家で、みんなで生活しました!
【その4】まとめ
2歳娘の、はじめてづくしのショートステイに、少々不安を抱えてた私ですが、結論としては、
こどもは、なんだかんだ、どこでも楽しむ!
ということを、身をもって実感しました。こどもは、弱いようで、強い!
勿論、それは、飯綱町の皆さんや、一緒に暮らした皆さんの、温かいサポートあってこそだったと思います。本当にありがとうございました!!
私自身も、娘の「はじめて」を、仕事をしつつも横で見守れる、大変ありがたい機会でした。
そして、今回のような移住体験をこれからする方へは、子どもも自分も満足度高いものにする為にも、仕事量はいつもの6割位を持っていく感じで調整しておくことを強くおススメします!
【おまけ】娘、みつどんにハマる
今まで全く人形の類に興味のなかった娘。
なぜか、滞在中のお祭りで当たった、飯綱町マスコットキャラクター:りんごの妖精「みつどん」のぬいぐるみにドはまりし、今でも毎日寝食を共にしています…w
みつどんをキッカケに、他の人形にも興味が出てきたらしく、急速にお人形遊びをするようになった娘。
これも今回のショートステイでの娘の成長かもしれません。
大好きなみつどんと遭遇!