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社会福祉法人 飯綱町社会福祉協議会

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会社概要

  • 業種:福祉サービス
  • 事業内容:高齢者福祉事業・介護保険事業
  • 代表者:荒井 和己
  • 従業員数:134名
  • 設立年:2006年
  • 住所:飯綱町大字芋川181
  • TEL:026-253-8456
     

会社紹介

平成18年4月1日、旧牟礼村・旧三水村の合併に伴い、飯綱町社会福祉協
議会が誕生しました。社会福祉協議会は誰もが安心して暮らすことのできる
福祉のまちづくりを推進する団体です。
「つなぐ」を合言葉に、地域の皆さんと一緒に福祉の向上に努めております。

【運営施設及び事業】
・デイサービスセンターふれあいの園(定員40名) ・むれデイサービスセンター(定員45名) ・グループホームわが家(定員18名) ・さみずの郷(総合事業:定員14名) ・りんごパーク(地域密着通所介護:定員10名) ・訪問介護事業 ・居宅介護支援事

募集職種

①介護職

150,000円~240,000円/月(別途規程により各種手当、資格加算あり)

デイサービスセンター、グループホームなどの高齢者への介護業務を行っていただきます。また、利用者の送迎等も行います。

インタビュー

「社協さん」の愛称で親しまれている飯綱町社会福祉協議会。地域の人が住み慣れた土地で安心して暮らすことのできるまちづくりを目指した、営利を目的としない民間組織です。民生委員や児童委員、社会福祉関係者、保健・医療・教育機関、そして地域に暮らす人たちなど、多くの人たちの参加と協力のもとに運営されています。

飯綱町社協はアップルミュージアムの少し先に本部があり、ほかに多世代交流施設メーラプラザ内のボランティアセンター、パワーリハビリ施設、介護保険事業では居宅介護支援、グループホーム、訪問介護、そしてデイサービスセンターを運営しています。

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飯綱病院の近くにある「むれデイサービスセンター」は、社協さんが運営するデイサービス施設のひとつ。利用定員1日45人と、一番大きな規模です。取材に訪れた午後2時30分、利用者さんは食堂に集まってお茶と談話を楽しんでいました。その間に集中して日誌を記入していたのは、現在はパートタイムの看護師として働いている若林奈苗さんです。

「今書いているのは、患者さんの状態をスタッフ間で共有するための日誌と、希望する利用者さんの家族の方への連絡帳です。利用者さんは曜日によっても違いますが、1日30人くらいいらっしゃいます」

日誌を書き終わると、今度はベッドの手すりの消毒。素早くも丁寧な手付きで、一つひとつベッドをきれいにしていきます。

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前職は大きな病院に勤務していたという若林さん。田舎でのびのびと子育てがしたいと、子どもが保育園に上がるタイミングで、夫の実家のある飯綱町に引っ越して来ました。

「前に働いていた病院では夜勤もありましたが、現在はデイサービスなので昼勤のみです。まだ子どもが小さいので、正職員ではなくパートというかたちで、時短で勤務しています。

その分、自分の中で『この業務までは帰る前までに必ず終わらせる!』という思いがあります。どこの現場でもそうだと思いますが、優先順位を考えながら動いています。しかし、最後の方はいつもバタバタ忙しくなっちゃいます。もし、業務が残ってしまった場合は、ほかの職員の方が引き継いでくれるので安心です」

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母親はデイサービスセンター施設長の経験もある看護師で、中学生の頃からセンターでボランティアをしていたという若林さん。「進路を選ぶときも、看護か介護かで迷いました。そのときは看護を選んだのですが、『人生のどこかでデイサービスに携われたら』とずっと思っていました」と話します。

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若林さんの出勤時間は、毎朝9時です。まずは日誌に目を通し、次に利用者様の「食札(その人に合った食事内容の詳細が書かれた札)」を振り分けて内容を把握。利用者が到着すると、看護師の業務(血圧、体温、酸素飽和度を測りバイタルボードに書き込む、薬配ケースへ薬のセット)を行います。

バイタルチェックが終わった人から順にお風呂タイム。担当職員が入浴介助をし、若林さんはおむつ交換や傷などの処置、連絡帳チェックを行います。その合間を見て、お風呂が終わった人の髪の毛を乾かしたり、お茶を入れるなどのお手伝い。その後は、昼食前の薬の介助や配膳、食事や歯磨きの介助です。13時には利用者の休養時間となるため、同じタイミングで若林さんも休憩に入ります。

14時に休憩が終わると、おむつ交換や浣腸をしたり、連絡帳や日誌を書いたりします。午後はレクレーションがあるため、その手伝いをすることも。15時15分くらいから、おむつ交換など利用者さんの帰り支度をはじめ、16時にはお見送りをします。若林さんは時短なので16時30分までですが、通常は17時30分までの勤務となるそうです。

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「飯綱町社会福祉協議会では、町内各施設で職員の募集をしています」

そう話すのは施設長の六川葉子さん。

仕事は主に介護職。正職員は有資格者のみですが、パートなら無資格でも応募できます。

「町や県、そして社協独自の資格取得補助制度といった、働きながら資格取得を目指したい人にちょうどいい制度もあり、安心して働くことができます。また時短勤務なども可能で、子育て世代の方でも就労できる環境があります。私たちと一緒に働いてくださる方大募集です」

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「介護職は、お年寄りが好きな人にはもってこいの仕事です。『人の役に立ちたい』という気持ちや優しさがとても大事な要素だと思っています」と、六川さん。

「未経験の方は、最初は驚くこともあるかもしれません。でも、頼りになる先輩がたくさんいるので、だんだんと慣れていけば大丈夫。利用者さんに笑顔をもらえる、やりがいのある仕事なんです」

実は、六川さんの祖父もデイサービスを利用していたそうです。

「家で見る顔と全然違って、デイサービスではレクレーションに燃えていました(笑)。普段は見れない意外な一面が垣間見られたときには、とても嬉しくなります。むれデイサービスのスタッフも、利用者さんに楽しんでもらうため、日々アイデアを出し合って作戦を練っています。面白そうな作戦があればぜひ教えてください」

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最後に、まちのデイサービスに勤務することを、若林さんはこんなふうに話してくれました。

「病院では、とにかく業務が忙しくて、ゆっくり患者さんと話す機会があまり持てませんでした。でもここでは、利用者さんとお話する機会がとても多くて、心にゆとりを持って仕事をすることができると思います。職員の人たちともお互いに相談しあえる、いい職場環境だと思います。また、自分が住む町のデイサービスセンターに勤めることで、利用者さんをはじめ、少しでも町の役に立つことができたら……と思いました。皆さん、飯綱町歴何十年という人生の大先輩方です。まだ4年目と日の浅い私に、飯綱町のあれこれを教えてくださいます。そこも、町のデイサービスに勤める魅力のひとつですね」

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 飯綱町では以下のような様々な支援を行っていますので、ぜひ活用をご検討ください。  

    「飯綱町福祉施設従事者移住支援金」

 ◇「飯綱町介護資格取得費補助金」、「飯綱町介護職員定着促進事業補助金」 

    お問い合わせ: 飯綱町役場 保健福祉課介護支援係(026-253-4764)

 ◇「飯綱町立飯綱病院修学資金貸与制度」

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