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社会福祉法人 林檎の里

 

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会社概要

  • 業種:社会福祉施設
  • 事業内容:障がい者福祉サービス
  • 代表者:櫻井 和夫
  • 従業員数:75名
  • 設立年:2000年
  • 住所:飯綱町大字芋川6013-6
  • TEL:026-253-1299

会社紹介

当法人は、自閉症に対する療養と支援に特化したサービス事業所を作りたいという家族の熱い願いで設立しました。人は、喜びも悲しみも苦しみもそれぞれちがいます。一人ひとりの願いに「寄り添い、応じ、迎え入れる」ことで、利用者さんを支えていきます。

【運営施設】
・自閉症支援施設あおぞら(定員40名)・グループホームひこうき雲、つばさ、上駒沢、ひまわり、ふなくぼのグループホーム5か所(定員26名)・あおぞら日中活動支援センター(定員20名)・飯綱町日中活動支援センター(定員20名)・相談室あおぞら

募集職種

①生活支援員(正規職員)

給与:213,800円~/月(別途各種手当あり)

入所施設、グループホームにおいて障害のある方への生活支援を行っていただきます。
主に食事支援、入浴支援、排泄支援等生活支援全般となります。

②生活支援員(パート職員) 

給与:時給1,010円~(別途各種手当あり)

入所施設、グループホームにおいて障害のある方への生活支援を行っていただきます。
主に食事支援、入浴支援、排泄支援等生活支援全般となります。

インタビュー

若宮城と呼ばれる山城跡がある飯綱町芋川。田んぼや畑、民家が点在する県道から少し入った日当たりのよい高台に、施設が立っています。ここは社会福祉法人林檎の里 自閉症支援施設あおぞら。自閉症や知的障害を持つ人たちが、人間としての尊厳を保ちながら、自立した日常生活を営むことをサポートする施設です。

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「『北信地方に療育と支援に特化したサービス事業所をつくりたい』。そんな自閉症の方の家族の願いを軸に、1999年社会福祉法人林檎の里が設立し、2000年自閉症支援施設あおぞらが開所しました」

そう語るのは総務部長の櫻井俊次さん。

「自閉症支援施設あおぞらでは現在40人の方が生活しています。そのほかに、シェアハウスのようなグループホームが5か所、利用者さんが通いで日中に活動を行う日中活動支援センターが2か所あります。また、メーラプラザには『相談支援室 あおぞら』があり、障害をお持ちの方のご家族の話をうかがい、必要であれば町の保健福祉課や社会福祉協議会などと連携し、支援につながる活動もしています」

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支援員として働く武田侑子さんは中野市出身。現在は長野市から通勤しています。専門学校で保育士の資格を取り、保育園などで働こうと思っていたそうですが、別の障害者支援施設で実習をしたときに「自分には保育園よりも障害者支援施設のほうが合っている」と感じたそうです。

「当時、林檎の里で職員の募集はしていなかったのですが、電話で『新卒の採用はありませんか?』と聞いたところトントン拍子で話が進み、2011年に入職しました」と、武田さん。

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仕事は変則業務。施設は利用者さんの生活の場なので、早朝からのシフトや夜勤もあります。朝は利用者さんが着替えたり布団を畳んだりするのを手伝い、食事の配膳と下膳、必要な人への食事介助。その合間に、タイミングを見計らってトイレ誘導と必要な場合は排泄介助を行います。

10時頃からは個別の活動が始まります。利用者さんは、「自立課題」と呼ばれる活動を行います。例えば、ビーズを色分けする「マッチング」、ブロックやボールなどを箱の中に入れる「プットイン」などです。これらには、指先を上手に使う力を高めたり、目と手の動きを一致させたりする目的があります。

お昼をはさみ、午後は利用者さんが自由に過ごす時間です。人によって、周辺をウォーキングしたり、施設の車でドライブしたり。部屋でテレビを観たり、音楽を聞くのが日課という人もいます。その間の支援者の仕事は「見守り」をすること。また、自ら水分補給をすることができない人もいるため、水分を摂るよう促したりもします。それから順次入浴を促し、必要な人には洗体や洗髪を行います。

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利用者さんの夕食は18時で、消灯は21時。早寝の方が多いので、夜は基本的には静かということです。夜勤シフトの場合は3回の巡視があります。

「基本的に早番・遅番・日勤・夜勤のシフトを回しますが、日勤中心の職員もいるので、働き方はご相談いただければと思います」

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利用者さんにはそれぞれ個人の特性があるため、「こういうケースではこうするのが正しい」という正解はありません。

「この仕事でさまざまな介護や介助を行いますが、自分本位にならずにサポートができているのかを自分に問いかけることが大切だと思います」と、武田さん。

「未経験者でもスムーズに利用者支援ができるようにマニュアル化していますが、対人関係ですし、実際に体験してみないとわからないことが多いです。でも、周りには相談できるスタッフがいるので、みんなで解決できることも多いと思います」

利用者さんのこだわりやルーティンを急かさずに見守り、視野を広く持って、生活の中でできないことをサポートする。そんな仕事なので、気を長く持てる人が向いていると武田さんは話します。

「この仕事に向いているのは、障害を持つ方の理解ができる人。パートさんなど、日中勤務をしたい方も、ぜひお問い合わせください」

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