予防接種は感染症からお子さんを守るために行われます。赤ちゃんや子どもは、感染症にかかると、大人では考えられないような重い症状となることがあります。病気にかかってから治すよりも、1人ひとりがかからないように予防することが大切です。みんなが予防接種を受けることは、自分を守るだけでなく、伝染病のない社会をつくることにもつながります。該当の年齢がきたら、早めに予防接種を受けましょう。
予防接種
定期接種
- 不活化ポリオワクチン(注釈)平成24年8月生まれまでの方が対象です。
- BCG
- 四種混合ワクチン
- 麻しん・風しん混合ワクチン
- 水痘ワクチン
- 日本脳炎ワクチン
- ヒブ(Hib)ワクチン
- 小児用肺炎球菌ワクチン
- ヒトパピローマウイルスワクチン(注釈)平成25年6月から、積極的な接種のお勧めを中止しています。
- ロタウイルスワクチン(注釈)令和2年8月1日以降に生まれた方から定期接種の対象となります。
予防接種についてのご注意
- 町内指定医療機関(飯綱病院・仲俣医院・丸山医院・ながさき医院)で接種を受けてください。
- 町外の接種受け入れ医療機関(長野県内に限る)にて接種することが可能です。接種を希望される方は、事前に毎回必ず飯綱健康管理センター(保健福祉課 健康推進係)(電話026-253-6841)まで連絡をお願いします。
- 次の場合は事前申請により必要と認められた場合は接種できます。
- 母親が出産等で、接種対象となる子どもを伴い長期にわたり県外へ居住する場合
- 病気療養などで接種の機会を逃した場合
- 予防接種を受ける時には、父母・後見人等の保護者の付き添いが必要です。祖父母やおじおばなどが付き添う場合には、保護者が記入した委任状が必要になります。町が発行する予防接種予診票には、裏面に委任状の様式が印刷してあるものがありますので、ご利用ください。
- 13歳以上の方が予防接種を受ける場合に、保護者の承諾欄に署名した専用の予診票を持参すれば、保護者の付き添いがなくても接種を受けられます。専用の予診票は飯綱健康管理センター(保健福祉課 健康推進係)で発行します。
- 法律に定められた定期予防接種は、既定の期間に指定された医療機関で接種を受けてください。期間を外れると、無料で接種を受けることができなくなり、万一の際の法律に基く補償が受けられなくなることがあります。
町内指定医療機関名
- 飯綱病院 電話026-253-2248
- 仲俣医院 電話026-253-2027
- 丸山医院 電話026-253-2028
- ながさき医院 電話026-253-5858(注釈)麻しん、風しん混合、水痘、四種混合2期、日本脳炎のみ接種可
持ち物
- 母子健康手帳
- 予診票
- 接種する予防接種の予診票を確認し、記入してお持ち下さい。
- 保護者が責任を持って記入して下さい。
- 記入もれのないようにお願いします。
一般的注意
- 予防接種は体調のいいときに受けるのが原則です。日頃からお子さんの体質、体調など健康状態によく気を配っておきましょう。
- なにか気になることがあれば、あらかじめかかりつけの医師の診察を受けるなどして、よく相談しておいて下さい。
- 予防接種の必要性や副反応についてよく理解してから接種を受けましょう。わからないことは接種を受ける前に質問しましょう。
他の予防接種との間隔
異なるワクチン間の場合、接種してから次のワクチンを接種するまでに、一定の間隔をあける必要がありました。(例えば、BCGなどの生ワクチンであれば、次のワクチンを打つまでに27日以上の間隔をあけないといけませんでした。)
定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日から、その制限が一部緩和されることとなりました。(下記表参考)
今後は、注射の生ワクチン間のみ、接種してから27日以上間隔をあけることとし、その他のワクチンについては、制限がなくなりました。ただし、あくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同じワクチン複数回接種する場合の制限は今までどおりになります。
注射生ワクチン
MR(麻しん、風しん)混合、BCG、水痘
経口生ワクチン
ロタウイルスワクチン
不活化ワクチン
四種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ)、二種混合(ジフテリア、破傷風)、日本脳炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、ヒトパピローマウイルスワクチン、インフルエンザ、不活化ポリオ、B型肝炎