厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会において、接種率の視点、疾病重篤度の視点、制度の周知に関する視点、接種記録の視点から総合的に検討が行われた結果、平成31年度から平成35年度までの5年間、引き続き、年度末年齢が65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳にある方、さらに平成31年度中においては、平成30年度末に100歳以上の者方を定期接種の対象とすることとされ、予防接種法施行令の一部改正が予定されています。
■実施期間
平成31年4月1日から平成36年3月31日まで
■対象者
1 各年度末年齢が65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方
2 60歳以上64歳の方であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
3 平成31年度中においては、平成30年度末に100歳以上の方
■対象から除外される方
今までに高齢者肺炎球菌感染症に係る予防接種(23価肺炎球菌ワクチン)を受けたことのある方は、定期接種として受けることはできません。
■ワクチンの種類と接種回数
23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンを1回接種