肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。肺炎は死亡原因の 第3位となっています。また、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。
平成26年10月1日から高齢者の肺炎球菌感染症予防接種が定期予防接種となり、予防接種を受けることで、約6割について重症化を防ぐ予防効果があるといわれていま す。
高齢者肺炎球菌定期接種の対象者について、下記の接種料金で予防接種を受けることができます。
令和4年度定期(法定)接種対象者
接種日当日に飯綱町に住民登録のある方で、これまでに一度も高齢者肺炎球菌の予防接種を受けていない方で次のいずれかに該当する方
1.接種を受ける際に飯綱町に住民登録がある方
2.年度末に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
3.60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいやヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある方
なお、 過去に定期接種・任意接種問わず「肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」を接種したことがある方は、対象とはなりません。
実施期間
令和4年4月1日から令和5年3月31日まで
助成回数
回数:1回
自己負担額
2,000円(接種を受ける医療機関へお支払ください)
ただし、生活保護世帯は無料となります。(下記担当までご連絡ください)
予診票
定期予防接種を受ける際、予診票が必要となります。予診票は下記のとおり準備してますのでご確認ください。
町内医療機関 |
町内医療機関に配布してあります。予防接種の説明書を読んで、接種時に記入してください。 |
町外医療機関 | 接種を希望している医療機関が対象となるか事前に確認するため、健康管理センターに連絡してください。 対象医療機関の場合、予診票等関係書類を健康管理センターでお渡しします。(通知書持参) |
接種場所
町内医療機関、及び町外医療機関(長野県内で予防接種相互乗入れ制度に参加している医療機関)
接種のながれ
当年度対象の方には、事前に通知書(ハガキ)を送付します。なお、通知書を紛失された場合は、再発行できますので、下記担当係までへお問い合わせください。
なお、予防接種の予約は各自で医療機関にしてください。
予防接種時の持ち物
町内医療機関 |
通知書、保険証、自己負担額(2,000円) |
町外医療機関 |
予防接種依頼書、予診票、接種済証、保険証、自己負担額(2,000円) |
注意事項
接種状況が不明の場合は主治医に確認をお願いします。( 事故防止の為、ご自身の接種歴を必ず確認して接種を受けてください)