対象者
生後2か月から5歳未満
接種料金(自己負担額)
無料
ワクチンについて
インフルエンザ菌b型の予防ワクチンです。
インフルエンザ菌特にb型は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症を起こす乳幼児の重篤な病原細菌です。ヒブによる髄膜炎は5歳未満人口100,000対7.1~8.3とされ、年間約400人が発症し、約11%が予後不良と推定されています。生後4か月~1歳までの乳児が過半数を占めています。
接種回数(標準的な接種の場合)
接種開始年齢(月齢)によって接種回数が異なります。
1.生後2か月以上7ヵ月未満のお子さんの場合(合計4回)
- 初回免疫として、27日から56日の間隔をおいて3回接種する。
- 追加免疫として、3回目の接種の後7月から13月の間隔をおいて1回追加接種する。
2.生後7か月以上1歳未満のお子さんの場合(合計3回)
- 初回免疫として、27日から56日の間隔をおいて2回接種する。
- 追加免疫として、2回目の接種の後7月から13月の間隔をおいて1回追加接種する。
3.1歳以上5歳未満のお子さんの場合(1回のみ)
1回接種する。
副反応について
局所反応が中心で発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)、疼痛、全身反応は不機嫌、食欲不振、発熱などが認められています。