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麻しん(はしか)にご注意ください

 長野県内では、今年に入りこれまで麻しん(はしか)の届け出はありませんが、関西地方を中心とした患者数の増加に伴い、今後県内への流入が懸念されますので、ご注意ください。


海外渡航や流行地を訪れる際は次の点にご留意ください。

  1. 麻しんにかかったことが明らかでない場合、海外渡航前や流行地を訪れる際には麻しんの予防接種履歴を母子健康手帳などで確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討しましょう。
  2. 帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意しましょう。
  3. なお、麻しん(はしか)にかかってしまった可能性がある場合には、事前に医療機関に連絡をしてから受診しましょう。

麻しん(はしか)について

 麻しんは麻しんウイルスによって感染する感染症です。麻しんは感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、90%以上の人が発症するといわれています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。10日程の潜伏期の後、風邪に似たような症状(鼻水、咳、発熱など)に始まり、両側頬粘膜に直径1mm程の白色粘膜疹が出現します。この頃がもっともウイルス排泄量が多く、伝染力が強いと言われています。

麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しん(はしか)ワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。


感染予防のために
 麻しん(はしか)は感染力が強く、空気感染するため、手洗い、マスクのみで予防は難しいと言われています。
麻しん(はしか)は予防接種により予防できる病気です。麻しん(はしか)にかかったことのない人、予防接種を受けたことのない人は、予防接種を受けることをお勧めします。
 麻しんの予防接種歴を確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討しましょう。


MR(麻しん・風しん混合)ワクチン定期予防接種対象者は、早めに接種しましょう。

第1期:生後1歳~2歳未満
第2期:次年度小学生になる満5歳以上7歳未満の年長児(H24年4月2日~H25年4月1日生まれ)

 


【関連サイト】

長野県ホームページ麻しん(はしか)

 

麻しんについて(厚生労働省)

 

麻しんQ&A(国立感染症情報センター)

 

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