りんご料理

リンゴの天ぷら、リンゴ入りドーナツ、リンゴ入りすまし汁、アップルパイの4枚の写真

FAO(国連食料農業機関)の調査によると、年間1人当りのりんご消費量は、第1位のオーストラリアで33.5キログラム、フランスはおよそ30キログラム、アメリカとイタリアがおよそ20キログラムであるのに対し、日本はわずか7キログラムしか食べていません。
栽培面積や栽培方法が違うので比較することは難しいのですが、りんごの生食と加工食の比率が、わが国と欧米では数字が逆転しています。食文化が進めば、素材をそのまま食べるだけでなく、その料理と調理法が複雑に変化していきます。日本でもりんごが栽培されて100年が過ぎ、加工食にもその幅を求める時代に入ったのかもしれません。
もぎたてのりんごを毎日いくつも丸かじりしていた三水村の婦人たちが、煮ても焼いても、搾ってもやっぱりおいしいりんご料理を考案しました。独特の甘酸っぱさと歯ざわりを残した、三水村のオリジナル・メニューです。

 

リンゴの天ぷら

竹の様なもので編んだ器にりんごの天ぷらが盛りつけられている写真

材料 4人分

  • リンゴ 1個
  • 三つ葉 4本
  • 大根 80グラム
  • 生姜 少々

  • 小麦粉 1/2カップ
  • 片栗粉 大さじ2
  • 卵 1/2個
  • 冷水 50cc
  • 酒 50cc
  • 揚げ油 適量

天つゆ

  • だし 200cc
  • しょうゆ 大さじ4
  • 煮切りみりん 大さじ4

作り方

  1. リンゴは縦4つ割りにし、皮つきのまま3センチメートル厚さのいちょう切りにします。
  2. 三つ葉は茎を1センチメートル長さに切り、葉はそのままにします。
  3. 卵、冷水、酒をボールに入れ、ふるった小麦粉、片栗粉を軽くまぜ衣をつくります。
  4. 揚げ油を180度に熱し、リンゴと三つ葉の茎を一緒にし、3.の衣をつけて揚げます。
  5. 大根、生姜はおろし、人形盛りにします。
  6. だし、しょうゆ、煮切りみりんをあわせ、ひと煮立ちさせ、天つゆをつくります。
  7. 器に天ぷらを盛り、大根おろしを添えます。

リンゴ入りすまし汁

黒いお碗に盛られたリンゴ入りすまし汁の写真

材料

  • 卵 3個
  • リンゴチップ 4枚
  • グリーンピース
  • 竹の子

作り方

  1. 卵を割りほぐし、たっぷりの湯の中に入れます。うき上がってきたらザルに上げ、グリンピースを入れすだれに巻き冷まします。
  2. すまし汁を作り、リンゴチップ、竹の子、卵の椀だねを入れます。

リンゴ入りドーナッツ

白い器に5つ程のリンゴ入りドーナツが盛りつけられている写真

材料 4人分

  • リンゴ 2個
  • バター 20グラム
  • 砂糖 40グラム
  • レーズン 大さじ3
  • くるみ 6個分
  • ラム酒またはカルバドス 少々
  • 小麦粉 150グラム
  • 粉砂糖 適宜
  • シナモン 少々
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • パター 大さじ2
  • 卵 1個
  • 砂糖 50グラム
  • 牛乳 50cc
  • 揚げ油 適量

作り方

  1. リンゴは縦4つ割りにし、5ミリメートル厚さに小口切りにし、バターと砂糖を入れ、柔らかく煮て冷ましておきます。
  2. リンゴ、レーズン、粗みじん切りにしたくるみをボールに入れ、ラム酒をふりかけ、蓋をしておきます。
  3. ボールにバターを入れて、柔らかくクリーム状にし、砂糖を加えて泡立て器でよくまぜ、卵を少しずつ入れます。
  4. 小麦粉にベーキングパウダーーを入れ、2度ふるっておきます。
  5. 3.に4.を入れまぜ、牛乳とバニラエッセンスをまぜます。冷蔵庫に入れて冷やします。
  6. 小麦粉をふるった板の上で、5.を5ミリメートル厚さにのばします。2つ折りにして2.の材料を広げてはさみこみ、軽くめん棒でのばしてからドーナツ型で抜きます。リング状にまとめ、170度に熱した油で、きつね色に揚げます。
  7. 粉砂糖にシナモンをまぜたものをまぶします。

アップルパイ

一切れだけカットされたホールのアップルパイがお皿にのっている写真

材料 4人分

  • 薄力粉 200グラム
  • 強力粉 100グラム
  • バター 225グラム
  • 冷水 13cc
  • リンゴ(紅玉が最適)
  • 砂糖 150グラム〜200グラム
  • 卵 1個
  • レモン 1/2個
  • シナモン・サ

作り方

  1. リンゴは八つに切って、いちょう切りにし、砂糖を入れてしぱらくおいてから煮ます。途中レモン汁を絞り込みます。煮上がったリンゴを熱いうちにザルにあげ、煮汁をよく切り、冷ましておきます。
  2. 薄力粉、強力粉を合わせてふるい、その中に冷えたバターを置き細かにきり込みます。さらに冷水を加えまとめ、ナイロン袋にいれて、冷蔵庫で1時間以上ねかせます。
  3. ねかせた生地を取り出し、5~6回めん棒でのばし、丸型または長方形にします。(丸型は2ヶ分、長方形は4ヶ分の底とふたをつくります)大きさはオーブン皿に合わせて加減しますが厚さは3ミリメートル位とします。
  4. 底のまわりに溶き卵を塗り、細くした切れはしをおき、中に冷ましたリンゴを入れ、切れ目を入れたふた(丸型の時はのせてから切れ目を入れる)をのせ、冷蔵庫で10分休ませます。
  5. 余熱しておいたオーブンの中段で4.のふたに溶き卵を塗って入れ、210度で20分、190度で10分焼きます。焼き上がったらリンゴの煮汁をぬって冷まします。

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